タイ、RCEP承認手続きを正式に完了

タイの朱林副首相兼商業相は1日、タイがASEAN事務総長に「地域包括的経済パートナーシップ協定」（RCEP）承認書を提出したことを明らかにした。これはタイがRCEP承認手続きを正式に完了したことを意味する。

ジュリン氏は同日、商務省で行われた発表会で、タイは10月28日にASEAN事務総長にRCEP承認書を提出したと明らかにした。

RCEP交渉は2012年にASEAN 10カ国が開始し、オーストラリア、中国、インド、日本、韓国、ニュージーランドの6つの対話パートナー国を招待した。第3回RCEP首脳会議は2019年11月にタイ・バンコクで開催され、共同声明を発表し、インドを除く15カ国がすべてのテキスト交渉と実質的にすべての市場参入交渉を終了すると発表した。2020年11月、15のRCEP加盟国が同協定に正式に署名した。

協定によると、RCEPは6つのASEAN加盟国と3つの非ASEAN加盟国が承認された後、これらの承認された国の間で相互に発効することができる。

（出所：新華網）